広々とした草原に礎石と記念碑が立つ。7世紀から数百年間、日本の軍事外交と九州全域を司った大事府政庁の跡である。
日本の玄関口博多に朝廷の出先機関である宮家が置かれたのは6世紀のことだ。
やがて663年白村江の敗戦で唐新羅軍の侵攻を恐れた朝廷は、宮家を後退させて、大野山麓に大字の府を造営した。
昭和43年からの発掘調査で、建物の配置、回廊、築地の様子が明らかになり、それに基づいてその規模が平面復元されている。
南北211㍍、東西110㍍、3つの門と2つの塔、4つの協殿、正殿と後殿を持つ堂々たる政庁だったが、天慶4年〈941〉藤原純友の乱で炎上し、後は次第に衰えていつた。
昔、水時計を置いて時報を知らせていた月山の棟に大事府展示館がある。
これは発掘された石組遺構の上に覆屋を建て、大宰府の成立、配置、構造などを実物とパネルで説明したものである。
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そのぶん個室ではないとか、ムードが出ないとか、いろいろ気になるところはあるが、いったん夢中になってしまえば最後は同じことかも。